×

元日本代表FW巻が引退「最後に生まれ育った熊本でプレーできたことは幸せ」

[ 2019年1月15日 11:38 ]

 J3熊本は15日、元日本代表のFW巻誠一郎(38)が現役を引退すると発表した。16日に熊本市内で記者会見を行う。巻はクラブを通じて「最後に生まれ育った熊本でプレーできたことは幸せ。今後はサッカー界の発展のためにできることをしたい」とコメントした。

 熊本・大津高―駒大を経て2003年に市原(現千葉)でデビュー。ロシア、中国と海外のクラブでも経験を積み、14年から故郷の熊本でプレーしていた。16年に発生した熊本地震では、自らも被災しながら積極的に復興支援活動に取り組んだ。

 日本代表としては国際Aマッチ32試合に出場し8得点。06年ワールドカップ(W杯)ドイツ大会では、当時のジーコ監督による“サプライズ選出”と話題になり、ブラジル戦に出場した。(共同)

続きを表示

2019年1月15日のニュース