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闘莉王 相次ぐレジェンド引退にしんみり「自分も考えさせられた」

[ 2019年1月15日 18:44 ]

プロ19年目のシーズンに向けて始動した京都DF闘莉王
Photo By スポニチ

 J2京都の元日本代表DF田中マルクス闘莉王(37)が15日、プロ19年目となるシーズンを始動させた。13日に来日し、この日から東城陽市内でトレーニング。時差ボケの影響を考慮されて別調整となったが「向こう(ブラジル)でも動いていましたよ」と状態の良さを伺わせた。

 昨年オフは日本サッカー界に激震が走った。GK川口能活氏(43)を始め、日本サッカー界を牽引したレジェンドが相次いで現役引退を表明。特に親交が深かったGK楢崎正剛氏(42)とDF中沢佑二氏(40)の引退は大きなショックを受け「悲しい情報ばかりだった」としんみり。「自分も考えさせられた。手を打たないといけない感じもある。ユウジさんは40歳、ナラさんは42歳。オレは2人よりも私生活正しくないんで。2、3歳の差はあると思いますよ」と引退がよぎった発言も飛び出した。

 ただ13日に契約を更新。「やるからにはベストを尽くす。去年のような戦いはしちゃいけない。現実を見て1試合ずつ、泥臭くやらないといけない」と決意を新たにした。闘将は今季もピッチでチームを鼓舞する。勝利にこだわった戦う姿勢を示し続ける。それこそが、レジェンドたちと一時代を築いた男の生き様になる。

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2019年1月15日のニュース