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カズ W杯観戦から帰国、日本の白星発進見届け「最高でした」

[ 2018年6月22日 05:35 ]

W杯ロシア大会の観戦から帰国したカズ
Photo By スポニチ

 国際サッカー連盟からFIFAレジェンドとして日本代表のコロンビア戦に招待されたJ2横浜FCのFW三浦知良(51)が21日、ロシアから帰国した。歴史的な白星発進を見届け「最高でした!」。弟分の香川が決めたPK弾には「日本サッカー史の中でも最もプレッシャーのかかるPK。僕も緊張しました」と振り返った。

 第2戦セネガル戦(24日)以降はテレビでの観戦となるが、もちろん“魂は向こうに置いて来た”。

 カズは言う。「最初は評価が低かったけど1試合(コロンビア戦)で日本代表の評価は変わった。でも(次の結果次第では)1試合でまた戻ってしまうことも知ってる選手たち。セネガルは戦術もしっかりしてるけど日本にも必ずチャンスはある。まだ30分(3分の1)が終わっただけと考えた方がいい」。

 香川、長友、吉田ら欧州組とは試合後も連絡を取り合った。いい緊張感が伝わって来たという。頼もしさを肌で感じ、キング流のエールを送った。

 2泊4日の旅はカズ自身にも刺激に満ちていた。コロンビア戦のVIP席では同国のレジェンドで元パルマのアスプリージャ氏とも再会。ジェノア時代の94年には共にセリエAでプレーした仲だ。日本サッカーを称えられ、当時のミラノのディスコの話で盛り上がった。「飲みにも誘われたけど“今はシーズン中だから”と遠慮したら、まだ現役でやってるのか?と驚いてたよ」と笑った。

 この日のカズは、ロシアから帰国したその足で成田空港から横浜市内の練習場に直行した。24日には甲府戦が待つ。W杯から受けたたっぷりの刺激を全身で感じながら約1時間半、精力的に汗を流した。

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2018年6月22日のニュース