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敗退危機のアルゼンチン サンパオリ監督は次戦も指揮 続投理由は“カネ”

[ 2018年6月22日 20:47 ]

アルゼンチン代表・サンパオリ監督(ゲッティ)
Photo By ゲッティ イメージズ

 W杯ロシア大会1次リーグD組で21日にクロアチアに0―3と大敗したことを受けて、解任説が浮上しているアルゼンチン代表のホルヘ・サンパオリ監督(58)について、スペイン紙アス(電子版)は22日、1次リーグ最終戦のナイジェリア戦(26日)も引き続き指揮を執る見通しと報じた。

 続投理由は“カネ”。解任する場合は、違約金などでアルゼンチン協会におよそ2000万ユーロ(約25億6000万円)弱という莫大なコストがかかるため、今大会終了まで指揮を執らせてから、相互合意の上で退任させる可能性が高いという。

 アルゼンチンのテレビ局TyCスポーツなど複数の地元メディアは、クロアチア戦後に選手側が協会に対し、サンパオリ監督の解任を要求したと報道。3―4―3の新布陣に「適応していなかった選手がいた」と試合後に語った指揮官に対し、FWアグエロは「言いたいことを言わせとけ」とメディアに発言し、反発する姿勢を示していた。

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2018年6月22日のニュース