豪州　ＶＡＲの“恩恵”ＰＫでドロー！１６強入りへ望みつなぐ

Ｗ杯１次リーグＣ組   オーストラリア１―１デンマーク （ 2018年6月21日    サマラ ）

デンマーク戦で同点のＰＫを決め雄叫びを上げるオーストラリアＭＦジェディナク（左）（ＡＰ）
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　オーストラリアがデンマークと引き分け、０６年大会以来２度目の１６強入りへ何とか望みをつないだ。前半７分にＤＦ陣が崩され失点。だが同３８分にＶＡＲ（ビデオ判定）の末に得たＰＫを、ＭＦジェディナクが右足で決めて追いついた。

　後半は反撃を仕掛けたが浦和ＦＷナバウトの右肩負傷交代もあり、猛攻は実らず奪った勝ち点は１のみ。ファンマルウェイク監督は「フランス戦同様、勝つべき試合だった。内容には満足しているが結果にはがっかりだ」と振り返り、１６強入りへ勝利が絶対条件となった２６日のペルー戦へ「集中していく」と必勝を期した。

　なお、ＰＫは今大会２１試合目にして１１個目で、うちＶＡＲによるものとしては５個目。ＶＡＲが採用されていなかった前回大会全６４試合の１０個を早くも超えた。