C大阪、スコアレスドローで勝ち上がり 山口「チームの勝利」

[ 2015年11月30日 05:30 ]

<C大阪・愛媛>逃げ切り勝利に喜ぶC大阪イレブン

J1昇格プレーオフ準決勝 C大阪0―0愛媛

(11月29日 ヤンマー)
 最後は耐えて決勝への切符をつかんだ。0―0で突入した後半ロスタイム、前に出てくる愛媛相手にC大阪は守勢に回り、虚をつかれたショートCKからピンチを迎える。ゴール前の混戦にサポーターから悲鳴が上がる中、こぼれ球を元日本代表FW田代が何とかクリア。ホーム開催の利を生かし、スコアレスドローでファイナルへと勝ち上がった。

 「チームの勝利。一丸になったからこその結果」と主将の日本代表MF山口。シュート数で15対3と圧倒したとはいえ、終盤には愛媛の圧力に押され続けた。ただ、最終節から大熊監督が指揮を執るようになり、練習から球際での激しさなど基本的な部分を徹底。「生きるか死ぬかなんで」と元日本代表DF茂庭が語ったように、個々が必死に体を張る姿は、以前にはないチームとしての意志の強さを感じさせた。

 24日にはGK北野の発案でクラブハウス内を選手全員で大掃除。誰1人文句を言うことなく一心不乱に磨き上げ、約2時間の作業が終わると、今までにない充足感に包まれた。依然として試合内容に課題は多くても、監督交代で取り戻したのが一体感。足をけいれんさせながら攻守に奮闘した元日本代表MF橋本は「残り1試合になって、チームになってきた感覚がある」と手応えを口にする。

 これでJ1復帰に王手をかけた。12月6日の決勝は、福岡とヤンマースタジアム長居で対戦する。リーグ戦の順位は福岡が上回っており、昇格への道は勝利だけだ。「(準決勝とは)まったく違うシチュエーションの試合になる。勇気を持って戦いたい」と大熊監督。露呈した決定力不足を1週間で修正し、大一番に挑む。

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