×

なでしこジャパン、オランダに初黒星…リオ五輪最終予選へ課題残す

[ 2015年11月30日 02:23 ]

<日本・オランダ>前半、競り合う大儀見

国際親善試合 日本1―3オランダ

(11月29日 オランダ・フォレンダム)
 サッカー女子日本代表のなでしこジャパンは29日、オランダのフォレンダムでオランダ代表と年内ラストマッチとなる国際親善試合を行い、1―3で敗れた。

 前半4分、パスミスからボールを奪われて一気に攻め込まれ、FWマルテンスに先制ゴールを決められると、同21分にはFWメリスにGK山根が股下を抜くゴールを決められてしまう。日本もFW大儀見がGKと1対1になるなどチャンスはあったものの、シュートは枠外。0―2で前半を折り返した。

 後半、日本はFW菅沢とMF増矢を投入。後半4分、その2人も絡んでゴール前でパスをつなぎ、阪口がゴールを決めて1点差に迫ったが、同33分にPKを与え、これをメリスに決められて再び2点差。そのままオランダに押し切られた。

 FIFAランク4位の日本は、同12位のオランダと今年6月24日に行われた女子W杯カナダ大会の決勝トーナメント1回戦で対戦して2―1で勝利するなど過去の3戦3勝だったが、初黒星を喫した。来年2月開幕のリオ五輪アジア最終予選に向けて課題を残す結果となった。

続きを表示

2015年11月30日のニュース