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スタメン変更の影響否定 長谷部「1人2人変わって…」

[ 2014年6月28日 00:53 ]

日本テレビ系「NEWS ZERO」に生出演した長谷部誠

 サッカーのワールドカップ(W杯)ブラジル大会で日本代表の主将を務めたMF長谷部誠(30)が27日、日本テレビ系「NEWS ZERO」に生出演。アルベルト・ザッケローニ監督(61)の起用法や代表メンバーについて語った。

 4年間ほぼ固定したメンバーで戦ってきたが、W杯本番になって第2戦のギリシャ戦でFW香川真司(25)がスタメン落ちしたほか、2年3カ月ぶりに代表入りしたFW大久保嘉人(32)が先発するなど従来と違う起用も見られた。その影響を問われると「1人2人変わって自分たちのサッカーが変わるようでは本当の強さではない。少しのメンバーが変わったから結果が出なかったというのは間違い」ときっぱり否定した。

 思うような結果が出ずチーム内で不協和音も出たのでは?という質問には「馴れ合いではなくお互いがいい距離感を持った、信頼し合った中でチームが作れていて、不協和音はまったくなかったです」とこれも否定。W杯優勝を公言していたFW本田圭佑(28)については「彼は有言実行タイプ。人一倍責任感が強く、チームリーダーとして引っ張ってくれた」と存在感の大きさを強調した。

 コロンビア戦に敗れグループリーグ敗退が決まると目には涙が。「何年も流していなかった」という涙に「自分で抑えることができなかった。自分の感情をコントロールできなくなるくらい熱くしてくれるものがサッカーなのでそこに感謝したいとは思います」。常に冷静な主将がこらえきれなかった瞬間を振り返った。

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