×

クリンスマン監督「さらなる挑戦に心が躍る」決勝T進出

[ 2014年6月28日 05:30 ]

共に1次リーグを突破し健闘を称え合うドイツ代表のレーブ監督(右)と米国代表のクリンスマン監督(AP)
Photo By スポニチ

W杯1次リーグG組 米国0―1ドイツ

(6月26日 レシフェ)
 ドイツに敗れた米国は勝ち点4でポルトガルと並んだが、得失点差で上回って2大会連続の決勝トーナメント進出を決めた。シュートはドイツの13本に対し4本、ボール支配率も37%で守勢に立たされたが、体を張って球際で粘り、最少失点に食い止めた。

 前ドイツ指揮官のクリンスマン監督は「厳しいG組から勝ち上がったことは快挙だ。さらなる挑戦に心が躍る」と声を上ずらせた。

 ≪1勝2敗≫米国・クリンスマン監督は06年大会のドイツ代表監督。ドイツ人監督が他国でW杯の指揮を執ったのは過去7人いるが、母国ドイツとW杯で直接対戦したのは今回が3度目。86年1次リーグでデンマーク・ピオンテク監督が対戦(当時は西ドイツ)したのが第1号で、母国に2―0で勝利した。2度目は02年1次リーグでカメルーン・シェーファー監督が対戦して0―2で敗戦。クリンスマン監督は母国と他国でW杯の指揮を執った初のドイツ人監督となったが、今回は母国に勝つことはできなかった。

続きを表示

この記事のフォト

2014年6月28日のニュース