ギャン　アフリカ勢最多６発目も　ガーナ初１次Ｌ敗退

＜ポルトガル・ガーナ＞後半１２分、同点ゴールを奪い喜ぶギャン（ＡＰ）

Ｗ杯１次リーグＧ組 ガーナ１―２ポルトガル

（6月26日 ブラジリア）
　ガーナは出場ボーナスの遅配をめぐり協会幹部に暴力を振るったムンタリ、アッピア監督に暴言を吐いたボアテングが追放される苦境の中で戦った。

　指揮官は「ここ数日に起こった問題はプレーに影響しなかった」と話したが、０―１の後半１２分に左クロスをギャンが頭で決めて同点にしながら決勝点を奪われ初の１次リーグ敗退。ギャンはＷ杯通算６得点でロジェ・ミラ（カメルーン）の５得点を抜いて歴代のアフリカ勢最多得点者になったが「とても失望している」と肩を落とした。

　≪ミラ超え≫ガーナＦＷギャンが今大会２点目。ギャンは０６年１点、１０年３点をマークしていてＷ杯通算６得点目。アフリカ勢のＷ杯通算最多得点はギャンとロジェ・ミラ（カメルーン）が５得点で並んでいたが、ギャンが単独最多となった。次いでＢ・ディオプ（セネガル）エトオ（カメルーン）が３得点で続いている。