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スアレス、寂しい帰国…飛行機遅れてファン1000人帰宅

[ 2014年6月28日 06:00 ]

噛んじゃうぞ?空港でスアレスの帰国を待つ少年ファンの口にはプラスチックの入れ歯が…(AP)

 相手選手に噛(か)みつきW杯追放処分を受けたウルグアイ代表FWルイス・スアレス(27=リバプール)が27日、帰国した。

 首都モンテビデオの空港でウルグアイのムヒカ大統領の出迎えを受けたが、“英雄”を支持しようと集まった約1000人のファンは飛行機到着が大幅に遅れたため帰宅した後で、寂しい帰郷に。報道陣にはコメントせず空港を後にした。

 24日のイタリア戦で相手DFキエッリーニに噛みついたことに対し、FIFAが26日に下した処分はサッカーに関するあらゆる活動禁止4カ月などの厳罰。ウルグアイ協会は即日、FIFAに不服を申し立てる意向を表明した。

 噛まれたキエッリーニも「処分は重すぎる。スアレスへの怒りや復しゅう心はない」と語り、元アルゼンチン代表のマラドーナ氏はテレビ番組で「(米海軍)グアンタナモ基地に送ったようなもの」と批判した。

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