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データで振り返るW杯1次リーグ 1番走ったチームは?

[ 2014年6月28日 12:18 ]

ミドルシュートを放つドイツ代表のミュラー。1次リーグはゴールラッシュとなった(AP)

 サッカーW杯ブラジル大会の1次リーグが終了。北中南米勢8チームが決勝トーナメントに進出した一方で、アジアは4チームがすべて敗退し、明暗がくっきり分かれた。全48試合をデータから振り返る。

 ◆大陸別成績 決勝トーナメント進出国は南米5と欧州6は前回と変わらなかったが、欧州は2大会連続で半数以上が1次リーグで敗退。アジアは出場4カ国全てが1次リーグ敗退し、それも全12試合で1勝もできず、大陸別で未勝利は初めてだ(98年以降)。アジアの16強2減は北中米とアフリカがそれぞれ1増。特に北中米は決勝Tへ初の3カ国が進出した。

 ◆ゴール数 ここまで計136点で、1試合平均は2・83点。前回大会の101点(1試合平均2・10点)を大きく上回った。出場32カ国となった98年大会以降で最多だった02年の130点(同2・71点)も上回った。

 ◆逆転試合 開幕戦でブラジルが逆転勝ち、日本がコートジボワールに逆転負けするなど、初戦16試合が終わった時点では6試合もあった逆転試合だったが、2戦目では2試合、3戦目ではついに1試合もなかった。

 ◆距離とパス FIFA公式サイトによると、1次リーグ3試合の走行距離の合計はオーストラリアが354・3キロで最長。日本は32カ国中20位の317・5キロ(前回は331・45キロで2位)。パス成功数は1274本で同10位(前回は709本で31位)。C組4カ国では走行距離、パス成功数とも最高だったが、結果は逆の最下位だった。

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2014年6月28日のニュース