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実績、知名度、英語堪能…ツネ様 協会内部も支持「むしろ若い方がいい」

[ 2014年6月28日 08:08 ]

次期技術委員長に就任が濃厚となった宮本恒靖氏

 日本サッカー協会の次期技術委員長に元日本代表DFの宮本恒靖氏(37)の就任が濃厚となったことが27日、明らかになった。本人も就任に前向きで、近く正式決定し、次期日本代表監督の選出や強化計画の作成などにも加わる。

 日本協会の技術委員長はいわば、代表の強化責任者になる。代表監督やコーチングスタッフの選出から強化計画の作成、選手選考なども監督らとともに中心になって行う。さらに世界のサッカー界と交流して世界のトレンドを把握する必要があり、選手として実績や知名度がある上に、英語が堪能で国際感覚に優れた宮本氏はうってつけだ。

 37歳の若さを指摘する声もあるが、日本協会内部では「将来を託すのだから、むしろ若い方がいい」と支持されており、一丸となって支える構えだ。すでに女子も元日本代表主将だった野田朱美氏(44)が女子委員長に就任するなど、強化部門の若返りが進んでいる。

 ▽技術委員会 日本協会の専門委員会の1つで、A代表以下各世代の代表、全国各地域のトレセンなどを統括する。歴代委員長には川淵元会長、大仁会長らも名を連ねる。原委員長が就任した09年2月に、強化担当と育成担当に分かれ、現在2人の委員長の下に数人の委員、協会スタッフ、Jクラブ関係者、Jリーグ事務局員、育成の専門家らがいる。強化担当が監督の選定など代表強化に関する仕事を担っており育成担当委員長は山口隆文・元U―17日本代表監督が務めている。

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