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母国開催が影響?フェリペ監督がプレッシャーを認める

[ 2014年6月28日 20:26 ]

ブラジル代表のルイス・フェリペ・スコラーリ監督 (AP)

 1次リーグ予選で見事に1位通過を果たした開催国のブラジル代表だが、フェリペ監督は28日(日本時間29日)に行われる決勝トーナメント1回戦のチリ戦を控え、緊張感をみなぎらせていた。

 02年の日韓大会でセレソンを5度目の優勝に導いた名将は「自信を持たないといけないね。プレッシャーから逃れるなんて無理だよ」と語り、あっさりと自身がプレッシャーを感じていると認めた。しかし、そのプレッシャーは「母国ブラジルで行われているからではない。W杯だからだよ」とW杯独特のものであることを強調した。

 「決勝トーナメントが始まるとミスはできないし負けられない。不安を感じたり緊張したりするようになる。そういう具合に平常心ではいられなくなることが“正常”なのだ。戦いとはそういうものだよ」と百戦錬磨のフェリペ監督らしいコメントを残した。

 DFのチアゴ・シウバも「不安や緊張から解放されるなんてありえない。厳しい状況で気持ちをコントロールしなければいけない。どんなに不安や緊張に襲われても、できる限りのベストを尽くす」と力強く語った。

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2014年6月28日のニュース