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FIFA、89歳のW杯最年長記者・賀川氏を公式サイトで紹介

[ 2014年6月24日 05:59 ]

 国際サッカー連盟(FIFA)が23日、ワールドカップ(W杯)ブラジル大会を取材する最年長の記者として日本の賀川浩氏(89)を紹介する記事を公式サイトに掲載した。「オールドマスターの長い旅」の見出しで、競技場の記者席でメモを取る写真も載せている。

 60年以上もサッカーを取材してきた賀川氏は2010年、日本サッカー殿堂入り。W杯は今回で10度目となる。記事は戦争体験を含む半生やW杯の思い出を振り返り「私はサッカーを通して日本に役立てると思った」「日本に世界トップの仲間入りをしてほしい」などの本人の談話とともに、急成長した日本サッカーへの賀川氏の貢献度を記した。

 記事には「FIFAは賞を贈るべきだ」(インドネシア)「次回のロシア大会でも会いたい」(ナイジェリア)「信じられない話」(米国)など世界中から反響が寄せられている。(共同)

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2014年6月24日のニュース