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カメルーン、今大会初ゴールも…W杯ワースト2位の7連敗

[ 2014年6月24日 06:56 ]

<ブラジル・カメルーン>前半、マティプ(右)のゴールで同点に追いつき、喜ぶカメルーンイレブン (AP)

W杯ブラジル大会1次リーグA組 カメルーン1―4ブラジル

(6月23日 ブラジリア)
 サッカー・ワールドカップ(W杯)第12日、A組の1次リーグ最終戦2試合が行われ、既に敗退が決まっているカメルーン(FIFAランク56位)は開催国のブラジル(同3位)と対戦し、1―4で敗戦。54~66年のスイスと並ぶワースト2位のW杯7連敗(1位は30~58年メキシコの9連敗)となった。

 前半17分、ネイマールのゴールで先制を許すが、同26分、左サイドで粘ったニョムがゴール前へ。マティプが右足で合わせゴール。メキシコに0―1、クロアチアに0―4とゴールすることなく連敗したカメルーンの今大会初得点で同点とした。

 だが、喜びも一瞬。8分後にまたもやネイマールに決められ、再び1点のビハインドとなった。後半4分、39分にも点を追加され、勝負は決した。

 クロアチア戦では肘打ち退場、味方への頭突きなどラフな面だけが目立ち、かつて浦和を率いたフィンケ監督は「この結果はカメルーンにとって恥。私も大変傷ついている。少し眠らせてほしいし、休ませてほしい」と嘆き節。W杯出場ボーナスの金額に不満を抱き、一時は航空機搭乗を拒否するなど、「不屈のライオン」はボールと関係ないところで話題を振りまきブラジルを去る。

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