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コンフェデ杯、イタリアに勝てる?ラモス氏は1次L1勝2分け予想

[ 2013年6月6日 18:07 ]

AGC「FIFAコンフェデレーションズ杯選手用ベンチ向けガラスルーフ」お披露目記者会見で、発表されたガラスルーフに手を掛けるラモス瑠偉氏

 サッカー元日本代表で、ビーチサッカー日本代表監督を務めるラモス瑠偉氏(56)が6日、都内で行われたコンフェデ杯(15日開幕、ブラジル)で使用される選手用ガラス製ベンチルーフのお披露目会見に出席した。

 今回お披露目されたのは、AGC(旭硝子)がFIFA公式認定のガラスルーフサプライヤーとして提供するガラス製ベンチルーフで、コンフェデ杯の6会場16試合(合計30台)で使用される。ラモス氏は「選手たちには座ってないで、ピッチの上で活躍してほしいけど、座り心地もすごくいい。だいぶマナーがよくなってきているけど、ブラジルの人たちはいろいろなものを投げるから、(丈夫なので)選手にも安心感を与えるね」。

 15日に開幕するコンフェデ杯では、日本代表は1次リーグA組で、ブラジル、イタリア、メキシコと同グループ。「死のブロックと言われているけど、怖がらないで、今まで通りにやること。今回は吸収するものが多いと思う。とにかくぶつかってほしい。結果はどうであれ、恐れることはない。(開催国の)ブラジルもプレッシャーはあると思う。僕が現役だったら、やりやすくて仕方ない。ブラジルは苦しめようかなって。それぞれの選手がどこまで通用するのか、思いっきり試すべき。勝つよりも魂を見せてほしい」と熱くアドバイスを送った。

 「グループリーグを突破する力はある」とザック・ジャパンの力を分析したラモス氏。「初戦(ブラジル戦)が一番大事だと思う。ブラジルのカウンターは気をつけないといけないけど、先に日本が点取ったら面白い。イタリアは日本みたいな早いパス回しのサッカーは苦手じゃないかな。イタリアは勝てると思う。ブラジルに引き分けて、イタリアに勝って、メキシコにも引き分ける。W杯での優勝を目指しているなら、ここを乗り越えないと」と決勝T進出へゲキを飛ばした。

 今回発表されたガラス製ベンチルーフはW杯本番でも使用される。「このベンチでW杯で日本代表がベスト4に入ればいい。優勝は無理ですから。まずはベスト4を狙ってほしい」と最後はW杯での飛躍も期待していた。

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