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香川、通訳なし?「英語覚えたいモチベーションある」

[ 2012年7月25日 06:00 ]

チームメートとボールを奪い合う香川(中央)

 マンチェスターUの日本代表MF香川真司(23)が専属通訳なしで新シーズンを戦う可能性が高まった。

 チーム合流から間もない現在はドルトムント時代の2年間を支えてもらった山守淳平通訳を帯同しているが、山守氏は、ニュルンベルクに加入した清武の専属通訳を務めることが決まっている。関係者は「山守氏がドイツに戻った後は香川に通訳をつけない可能性が高い」と明かした。早ければ、上海遠征から英国に戻る27日を最後に通訳がいなくなる見通しだ。

 香川はドルトムント時代にチームメートと頻繁に食事に出掛けるなどコミュニケーション能力の高さは証明済み。新天地でも英語でポジション確認をしたり、ファーディナンドに日本語を教え込むなど早くもチームに溶け込みつつある。通訳なしで生活を続ければ、さらなる英語力アップは確実で「英語を覚えたいモチベーションがある」との意向にも合う。

 24日は上海申花との親善試合(25日)に向けた公式練習に参加。3000人の観衆から大歓声を浴び「素晴らしい環境を楽しみたい。試合を重ねてコミュニケーションを取ることが大事。期待に応えられるように結果を出したい」と移籍後初得点に意欲を見せた。

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2012年7月25日のニュース