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大儀見 追い上げのゴール「周りのみんながいたから」

[ 2012年8月10日 06:26 ]

日本―米国 後半、ゴールを決めて喜ぶ大儀見。左下は沢
Photo By スポニチ

ロンドン五輪サッカー女子決勝 日本1―2米国

(8月9日 ロンドン)
 一矢報いた、エースFWの一撃だった。今大会の準々決勝、準決勝で得点を挙げた大儀見が、決勝の舞台でも1点差に追い上げるゴール。「周りのみんながいたからとれた得点」とチームに感謝したゴールは、2点ビハインドで沈みかけたなでしこを勇気づける一撃だった。

 昨年の女子W杯でなでしこは優勝したが、大儀見自身は納得のいく活躍はできなかった。しかし、当時の永里という名字から結婚を経て大儀見に登録も変更。「今までとは違う私を表現したい」と臨んだロンドン五輪で3得点という結果を出した。

 「銀メダルはものすごく価値のあるもの」と言う大儀見だが、今後は「W杯、オリンピックは続いて行くもの。自分としてはいつも通り変わらず日々の積み重ねで強くなっていきたい」とストイックな性格を表すように話した。

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2012年8月10日のニュース