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18歳浜田4強進出はならず 世界の壁高かった

[ 2012年8月10日 06:00 ]

女子57キロ級2回戦、英国のジョーンズ(左)を攻める浜田真由

ロンドン五輪テコンドー

 女子57キロ級の浜田真由(18=ベストアメニティ)は2回戦で敗れ、ベスト4進出はならなかった。昨年の世界選手権2位で第4シードのジョーンズ(英国)に着実にポイントを奪われ、3―13の完敗だった。

 1メートル74の長身に、股下83センチの長い脚が武器。第5シードのA・ザニノビチ(クロアチア)との1回戦では第3ラウンドで頭部へのキックを2本決めて逆転し、五輪初白星を挙げた。勝利の余韻に浸ることもなく「次の試合の相手もしっかり研究して頑張りたい」と話していたが、2回戦は突破できなかった。

 親戚に女性ボートレーサーがいたため、中学卒業後には競艇選手になると決めていたが、同じ佐賀出身の元日本代表の古賀剛コーチ(36)が地元で道場を開くことを知り、小1から始めていた競技を続行。五輪初出場にこぎ着けたが、世界の壁は高かった。

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2012年8月10日のニュース