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女子バレー決勝進出逃す ブラジルにストレート負けで3決へ

[ 2012年8月10日 04:02 ]

<日本―ブラジル>第1セット、ブロックに跳ぶ大友(11)と狩野(8)。奥は佐野

ロンドン五輪バレーボール

 女子準決勝で、24年ぶりに4強に進出した日本は08年北京五輪金メダルのブラジルに0-3でストレート負け。76年モントリオール五輪以来36年ぶりの決勝進出を逃した。

 第1セットは中盤まで2点差以上開かない展開となったが、次第に打点の高いブラジルのスパイクに抑えきれなくなり、18-25で落とす。第2セットも高さで劣る分フェイントを多用して対抗するが、劣勢を打開できず15-25で連取される。追い込まれた第3セットも流れを変えることはできず、18-25で落とした。

 課題のサーブレシーブは比較的安定していたが、平均身長で8センチ上回るブラジルのスパイク、ブロックに力負け。サイド攻撃が封じられ、日本のブロックはわずか1つと身長差に泣く結果となった。

 日本は84年ロサンゼルス五輪銅以来28年ぶりのメダルとなる銅メダルを懸け、11日に3位決定戦で韓国と対戦する。

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2012年8月10日のニュース