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佐々木監督「一瞬、あれっ」も決勝の判定問題視せず

[ 2012年8月10日 21:36 ]

 ロンドン五輪のサッカー女子決勝で米国に1―2で敗れた日本代表「なでしこジャパン」の佐々木監督は9日、試合後の記者会見で、前半に宮間のFKがペナルティーエリア内で米国のヒースの手に当たってもハンドの判定が下されなかった件について「一瞬、あれっと思ったが、素直にレフェリーをリスペクトするのがわれわれのやること」と問題視はしなかった。

 米国はこのプレーでPKを取られなかったこともあり、五輪3連覇を決めた。ロイドは「腕に当たっていたからラッキーだった。すごく微妙な場面だったから自分が主審でなくてよかった」と語り、ラピノーも「ハンドだったと言えるだろう」と認めた。

 試合を担当したのはドイツのシュタインハウス主審。日本が初優勝した昨年の女子ワールドカップ(W杯)決勝の米国戦も任された実力者だ。だが、ドイツの全国紙ウェルト(電子版)は9日、「シュタインハウス、決勝で失敗」の見出しを掲げて批判した。「PKが与えられなかったせいもあって日本は銀以上のメダルを取れなかった」と記した。(共同)

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2012年8月10日のニュース