×

日本戦へ自信“史上最強”韓国、J経験5人&海外組も

[ 2012年8月10日 06:00 ]

ロンドン五輪 サッカー男子3位決定戦 韓国―日本

(8月10日 カーディフ)
 初のメダル獲得を狙う韓国はA代表経験者が多い有望世代を軸に編成され、地元紙で五輪代表としては「韓国史上最強」と期待されてきた。具滋哲は21歳で出場した11年アジア杯でMFながら得点王を獲得。五輪代表では主将を務め、日本戦へ「何も言わなくてもどれだけ重要な試合か分かっている」と力を込める。

 かつてはロングボールでスピードを生かすフィジカル重視のスタイルだったが、技術に秀でた選手がそろう近年はパスワーク主体。司令塔の奇誠庸はセルティックで活躍し、英紙でリバプールやアーセナル移籍の可能性が報じられている。C大阪からカーディフ(イングランド2部)入りが決まったキム・ボギョンら新旧Jリーガーは5人。自身も柏などで活躍した洪明甫監督は日本に関する経験値の高さを「間違いなく助けになる」と歓迎する。

 A代表のエースでアーセナルに所属する朴主永がオーバーエージ枠で参戦。準々決勝で開催国・英国に競り勝つなど伝統の精神力は健在で、大宮から広州恒大(中国)に移籍した金英権は「日本はメンタルが弱い。強く攻めれば好機が生じる」と自信をみなぎらせた。

続きを表示

2012年8月10日のニュース