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ブラジル「夢を逃した」 地元ではなでしこ称賛より落胆

[ 2012年8月4日 04:16 ]

ロンドン五輪 女子決勝トーナメント1回戦 ブラジル0-2日本

(8月3日 カーディフ)
 「悪くはなかった。だが日本はもっと良かった」。ロンドン五輪のサッカー女子準々決勝で日本に敗れたサッカー王国のブラジルでは3日、なでしこジャパンに対する称賛以上に落胆の声が大きかった。

 街のカフェやバーでは日中からビール片手に人々がテレビ中継を楽しんだが、日本が2点目を決めると罵声を上げて席を立つ人も。地元スポーツメディアは「夢を逃した」「予想より早く敗退してしまった」と伝え、悔しさをにじませた。

 ブラジルでは2006年から5年連続で国際サッカー連盟(FIFA)の世界最優秀女子選手に選ばれたマルタ選手と昨年の世界最優秀女子選手、沢穂希選手の激突に注目が集まった。地元紙は試合後「沢は機能したが、マルタは五輪で輝けなかった」と振り返った。(共同)

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2012年8月4日のニュース