序盤日本人３人引っ張った　新谷が自己ベスト更新で９位

女子１万メートル　９位でゴールし、手を振って声援に応える新谷仁美

ロンドン五輪陸上

　女子１００００メートルで、新谷仁美（ユニバーサルエンターテインメント）が自己ベストを更新する日本歴代３位の３０分５９秒１９で９位、福士加代子（ワコール）が３１分１０秒３５で１０位、吉川美香（パナソニック）が３１分４７秒６７で１６位だった。

　号砲がなりペースが遅いと見るや、日本勢３人が先頭に。先頭を変えながら４４００メートル過ぎまでレースを引っ張った。その後も先頭集団に食らいつき、６８００メートル前後から離され始めたが、ペースを乱さずに最後まで走りきった。

　ティルネッシュ・ディババ（エチオピア）が３０分２０秒７６で０８年北京に続き２連覇を果たした。