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シオも、スエマエも快挙に感激!「やっと歴史が…」

[ 2012年8月4日 06:00 ]

ロンドン五輪 バドミントン女子ダブルス準決勝

 女子ダブルスを引っ張ってきた先輩たちも、フジカキの快挙に感激だ。小椋久美子さんとのアイドル・ペア、オグシオで08年北京五輪に出場した潮田玲子(28=日本ユニシス)は会場で声援を送った。

 「やっと歴史が動きましたね。壁を破ってくれてホントにうれしい。(マッチポイントの)20点目を取った時は、胸にグッときた」。オグシオは準々決勝で敗れ、池田信太郎とのイケシオも1次リーグで敗退。メダルに届かないまま9月に現役を引退するシオは、新たな歴史をつくった後輩を称えた。

 北京五輪は3位決定戦で敗れて4位、今大会は1次リーグで敗退したスエマエこと、末綱聡子(31)と前田美順(26=ルネサス)は、フジカキの所属先の先輩だ。4年前のスエマエの姿を見て、フジカキは夢舞台への思いを強くしただけに「自分たちの影響で(五輪を)目指そうと思ってくれたのはうれしい。(2人は)生意気なところもあるけど、そこが可愛い」と末綱が言えば、2人とも一生懸命、ロンドンに向けて取り組んでいた。どんな舞台でも力を出し切れる選手」と前田。4日の決勝戦へ、末綱は「ロンドンの最後の試合を楽しく笑顔で戦ってほしい」とエールを送った。

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2012年8月4日のニュース