寺本、１１位“ノーミス”締め「最高の思い出に」

女子個人総合決勝で演技を終え、笑顔で引き揚げる寺本

ロンドン五輪　体操女子個人総合決勝

　予選８位で１６歳の寺本は全４種目をほぼミスのない演技でまとめて１１位。予選、団体決勝と全種目に出場して大きなミスは一つもなかった。

　出だしの段違い平行棒で上々のスタートを切ると、高難度の跳躍を決めた最後の跳馬は、４種目中トップの１４・７６６点で締めくくった。チーム最年少で日本選手団最小１メートル４０の新星は「最高の思い出になった。リオデジャネイロも、米国やロシアを見習って強化していきたい」と４年後を見据えた。