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佳純、雪辱メダルへ圧勝「思ったより簡単に勝てた」」

[ 2012年8月4日 06:00 ]

米国にストレート勝ちし、観客席に向かって笑顔を見せる(左から)石川、福原、平野

ロンドン五輪 卓球女子団体1回戦

 3日に女子団体1回戦が行われ、初の表彰台を狙う日本は、米国に3―0で完勝し、4日の準々決勝に駒を進めた。

 日本はシングルスで8強止まりだった福原愛(23=ANA)が1番手で登場。声を張り上げることもなく、静かに3―0で勝ち、チームを勢いづけた。2番手の平野早矢香(27=ミキハウス)は、待ちに待った試合だった。シングルスの代表枠は勝ち取れず、団体戦のみの出場。「やっと試合って感じでした」。直前のドイツ合宿から調整は難しかった。あまり早く仕上げてしまうと団体戦を迎える頃に調子が下降してしまう可能性があるため、意識的に練習量を落とした。7月25日にロンドン入りしてから10日目の初試合だったが、3―0でモノにした。

 シングルスで4位に終わり、メダルにあと一歩届かなかった石川佳純(19=全農)は福原と組んだダブルスで最終第3ゲームは相手に1点しか与えない圧勝。「思ったより簡単に勝てた」と笑った。準々決勝は4日に行われる。08年北京五輪は無念の4位に終わった日本女子が、表彰台だけを見据えて前進していく。

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2012年8月4日のニュース