【クイーンS】和田正師 テルツェットで今週こそ

[ 2021年7月29日 05:30 ]

テルツェット(撮影・千葉茂)
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 【東西ドキュメント・美浦=28日】金メダルラッシュの日本。連日、テレビの前にくぎ付けの高木だが、表彰式ではつい銀メダリストの表情を追ってしまう。先週のアイビスSD。期待されながら2着に泣いたライオンボスを管理する和田正師は「ジョッキーはよく乗ったし、馬も頑張った。それでもこのために1年間準備してきての2着は凄く悔しかった。オリンピックで銀メダルを取った人の気持ちが分かったような気がします」と肩を落とした。4年に1回の五輪、1年に1回の直線重賞。懸ける思いは大きかった。

 それでも今週のクイーンSには有力馬テルツェットがスタンバイ。水曜朝は函館Wコースで5F69秒8~1F12秒5をマーク。現地から報告を受けた師は「直線ではスッと手前も替えていたしスムーズに走れていました。新馬戦(1着)以来の1800メートルになりますが、行きたがるところもないので問題ないと思います」と好感触を伝える。今週こそ表彰台の一番上で金色のメダルを手にする。

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2021年7月29日のニュース