【阪神新馬戦】アランヴェリテ 好仕上がりに中竹師「ゾクッとした」

[ 2021年6月24日 05:30 ]

坂路を駆け上がるアランヴェリテ(撮影・亀井 直樹)
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 アランヴェリテ(牡=中竹、父キズナ)は中竹師にとってゆかりの血統だ。阪神日曜5R(芝1800メートル)でデビューを予定。母ルミエールヴェリテはトレーナー自らアメリカで見いだした、いきさつがある。きょうだいは全て中竹厩舎に所属。「2頭のオープン馬(リアンヴェリテ、キメラヴェリテ)を生んでくれた、スーパー母ちゃんです。今も元気にしていますよ」と笑顔を見せた。

 デビューへ向けて、坂路で本数をこなしている。1週前には4F51秒2。この日は4F53秒4~1F12秒4をマークした。「動きは良かったですね。新馬の追い切りでこれだけゾクッとしたのは久しぶり。芝がどうかは未知数ですけど、体と骨のバランス、走っているフォームもいい。いずれ走ってくると思っています」。聞いているこちらもゾクッとするような手応えだった。きょうだいはダートに良績が集中。芝をうまくこなせるようなら、楽しみが膨らむ。

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2021年6月24日のニュース