【宝塚記念】レイパパレ、小粒でも大仕事成し遂げる 高野師「小さくても走ります」

[ 2021年6月24日 05:30 ]

逍遙馬道で運動するレイパパレ
Photo By 提供写真

 【朝駆けネタ】レイパパレは416キロでデビュー、前走も422キロで大阪杯を勝った。小柄な牝馬だ。過去10年の勝ち馬を見ても、16年マリアライトの438キロが最少体重。高野師は「心肺機能と筋力が伴っていれば、小さくても走ります。それは父が体現していると思いますよ」。ディープインパクトも決して大型ではなかったが、希代の名馬へと昇華した。

 先週木曜日の段階で馬体重は442キロ。道悪で激走した疲れもなく体は完全に回復を遂げている。「以前はフォルムが小さい中に大きな心臓と肺が入っていた。だんだん体力がついて栄養も吸収して、見た目は少し大きく見せられるようになったと思います」。山椒(さんしょう)は小粒でもぴりりと辛い。言い得て妙のことわざである。

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2021年6月24日のニュース