【マーメイドS】イズジョーノキセキ 抽選「8分の4」突破、軽ハンデ恩恵生かす

[ 2021年6月18日 05:30 ]

西村が乗り、馬場入するイズジョーノキセキ
Photo By 提供写真

 荒れる牝馬重賞。近年、相性のいい“軽ハンデ馬”にとって抽選突破が第1関門だ。今年のマーメイドS(20日、阪神)は確率「8分の4」。午後3時すぎ、抽選結果が出るとイズジョーノキセキが在籍する石坂厩舎の金折助手は安堵(あんど)の表情で投票所から出てきた。

 「入って良かった。格上挑戦だけど、流れひとつだと思うよ。ハンデ差もあるので展開の助けがあれば」

 過去10年のマーメイドSで「前走・条件戦組」が7勝。“格より調子”が夏競馬の格言だが、梅雨シーズンにも当てはまる。軽ハンデ(50~53キロ)の恩恵もあったが、勝ち馬7頭は前走で4着以内に好走していた。そのうち、6頭は今回と同じ右回りの舞台に出走。

 今年は春の京都開催がなかったため、条件戦から参戦する軽ハンデ馬のほとんどは左回りの中京組。そんな中、イズジョーノキセキは右回りの当舞台・京橋S(2着)から参戦する。前走を含め、阪神の芝2000メートル戦は【0・2・1・0】と崩れていない。石坂師も「舞台も結果が出ているし、いいと思う」と力を込める。

 重賞出走は昨年の桜花賞トライアル・チューリップ賞(4着)以来。当時は惜しくもクラシックの出走権には届かなかったが、阪神JF上位3頭に迫り、非凡な素質を見せていた。次走の忘れな草賞も2着に惜敗。以降は条件戦で地道に力をつけてきた。師は「体が大きくなり、成長を感じる。状態もいいですよ」と期待を持って送り出す。

 遠回りはしたが、幸運も味方に返り咲いた重賞のステージ。週末には雨予報も出ているが、師は「雨が降っても、開幕週の軟らかい馬場ならこなしてくれると思う」とジャッジする。荒れる梅雨時のハンデ重賞で、ようやく素質が花開く。

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