【有馬記念】サートゥル 高い潜在能力も距離延長に不安

[ 2019年12月19日 05:30 ]

<有馬記念>調教へ向かうサートゥルナーリア(撮影・亀井 直樹)
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 【取捨選択・サートゥルナーリア】サートゥルナーリアには関しては期待と不安が交錯している。前走の天皇賞・秋(6着)で◎を打ったこともあり、正直ガッカリした。返し馬までは普通のテンションを保っていたように見えたが、ゲート裏では既にイレ込み、実戦は行きたがるシーン。同じ東京で行われたダービー(4着)と同じように最後は止まっていた。よく考えると、2走前の神戸新聞杯は超スローからの上がりだけのレース。真のスタミナを問われない競馬で、本質的には2000メートル前後が最適かもしれない。皐月賞Vの中山で“平常心”で戦えればチャンスはあり得る半面、天皇賞でも掛かったことを考えると、距離延長には?が付く現状。現3歳では屈指の潜在能力だが、評価は悩んでいる。

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2019年12月19日のニュース