【有馬記念】リス重戦車仕上げ!4F51秒3で自信「いい勝負になる」

[ 2019年12月19日 05:30 ]

<有馬記念>併せ馬で坂路を駆け上がるリスグラシュー(手前)(撮影・亀井 直樹)
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 リスグラシューはラストランに向けて鬼気迫る最終リハを行った。攻め駆けするユニコーンライオン(3歳3勝クラス)を先導役に、坂路で前半2Fから14秒3→12秒9のハイラップを刻んでいく。最後の直線でさらに加速すると最後にグイッと伸びて半馬身の先着。牝馬、輸送ありの最終追いでも手加減なし。4F51秒3~1F12秒3を叩きだした。矢作師は「コックスプレートを勝ってから、有馬記念を目標に逆算して調整を進めてきました。追い切りを見てこれが最後かと思うと感慨深かった。最後に悔いを残したくなかった。無事に追い切りを終えていい状態で出走できそうです」とこん身の仕上げに胸を張った。

 宝塚記念、コックスプレートとG1連勝中。絶頂期を迎えた今、空前のハイレベルとなったグランプリでラストランを迎える。「最後だと思うと寂しいけど、一生懸命走ってくれる馬。いい勝負になると思います」。矢作師の表情は自信に満ちあふれていた。

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2019年12月19日のニュース