【川口・全日本選抜】圭一郎 史上初4連覇!4枠から電撃速攻「今までで一番のスタート」

[ 2019年10月16日 05:30 ]

SG第33回全日本選抜で優勝した鈴木圭一郎
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 川口オートレース場のSG「第33回全日本選抜」は15日、最終12Rで枠番選択による0Mオープンの優勝戦(5100メートル=10周)が争われた。レースは鈴木圭一郎(24=浜松)が逃げ切りV。勝ち上がり制のSGでは史上初となる同一タイトル4連覇の偉業を達成した。

 24歳が歴史に新たな1ページを刻んだ。「(スタートして)周りの選手が見えなかった。今までで一番のスタートが切れた。集中できましたね」。4枠から電撃速攻。完璧なレース運びだった。最年少SG優勝(21歳10カ月)とデビュー後最短SG優勝(3年3カ月)をダブルで達成した第30回大会(川口)から圧巻の4連覇。同一SG連覇は当時単発レースだったSS王座決定戦での島田信広(故人)の5連覇などがあるが、5日制の4連覇は史上初。「(気負いは)全くなかった。SGだと感じないようにしていたし、普通の予選くらいの気持ちでいけたのが良かった」。無我の境地で最強を証明。今年は苦戦を強いられたが、「今はいい時の8割。お客さまに迷惑を掛けた分、残り2回のSGで恩返しできるように」と完全復活を誓った。

 ◆鈴木 圭一郎(すずき・けいいちろう)1994年(平6)11月30日生まれ、東京都葛飾区出身の24歳。浜松支部所属。13年7月1日登録の32期生。同期は吉原恭佑、中村友和、鈴木宏和、岡谷美由紀ら。通算36V(SG8V、G1・9V、G2・2Vを含む)。1メートル60、50キロ。血液型A。

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