【菊花賞】ルークス80点 バランス整い中距離なら満点

[ 2019年10月16日 05:30 ]

鈴木康弘「達眼」馬体診断

<菊花賞>中距離のG1なら満点をつけたいサトノルークスの立ち姿(撮影・亀井 直樹)
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 中距離のG1ならサトノルークスに満点をつけたい。皐月賞、ダービー時よりもバランスが良くなりました。今春は肩とトモの豊富な筋肉量に比べて腹周りが寂しかったためアンバランスに映りました。秋になって腹に厚みが増したことで均整が取れてきたのです。男は腹で勝負するなんて言いますが、腹周りが力強くなったことで男が上がった。深い胸、絶妙な角度のトモ…。オープン馬にふさわしい優れた部位を持っています。ただし、体形は中距離仕様。ステイヤーならこれほど厚い筋肉は付きません。立ち姿は穏やか。リラックスした走りでどこまで距離を克服できるか。 菊花賞

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2019年10月16日のニュース