【仏ダービー】スタディオブマンが優勝!ディープ産駒が日仏ダービー制覇の偉業

[ 2018年6月3日 23:24 ]

 仏ダービー(芝2100メートル)が3日にシャンティイ競馬場で行われ、ディープインパクト産駒のスタディオブマン(牡、愛国産)が優勝。同産駒は仏ダービー初制覇を果たすとともに5月27日の日本ダービー(ワグネリアン)との日仏ダービーVの偉業を達成した。前哨戦のG2グレフュール賞を快勝して臨んだスタディオブマンは中団から直線で力強く抜けだした。

 勝ったスタディオブマンの父はディープインパクト。母セカンドハピネスが日本で受胎した後、アイルランドに渡って出産したアイルランド産馬。祖母ミエスクはG1・10勝の歴史的名牝で、地元でも大きな注目を集める存在だった。

 昨年9月にサンクルーの新馬戦(芝1600メートル)を2馬身差で制してデビュー勝ち。シーズンオフを挟んで出走した前走のG3ラフォルス賞(芝1800メートル)は、道悪に泣き2着に敗れたが、前哨戦のG2グレフュール賞を3馬身半差で快勝し、評価が急上昇していた。

 27日の日本ダービーでは、同じくディープインパクト産駒のワグネリアンが優勝。ディープ産駒は同一年、日仏ダービー制覇の偉業を果たした。2日(日本時間3日)の英ダービーでは同産駒のサクソンウォリアーが1番人気に推される(結果は4着)など、日本の英雄の産駒が世界の競馬を席巻している。

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2018年6月3日のニュース