【安田記念】モズアスコット20年ぶり連闘でのG1制覇 ルメール絶賛「ベストマイラー」

[ 2018年6月3日 16:08 ]

<東京11R・安田記念>レースを制した(10)モズアスコット
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 春のマイル王を決める「第68回安田記念」(G1、芝1600メートル)が3日、東京競馬11Rで行われ、C・ルメール騎手騎乗の9番人気モズアスコット(牡4=矢作厩舎)が優勝。G1初制覇を果たした。

 ちょうど1週間前、京都競馬場で走っていたモズアスコットが先頭で駆け抜けた。5月27日の「安土城S」からの連闘策。連闘でのG1制覇はスティンガー(98年阪神JF)以来20年ぶり。安田記念では89年バンブーメモリー以来29年ぶりだ。

 鞍上のルメールも連闘策に「心配していました」というが、「返し馬で安心しました。馬の状態が良かったです」と心配は杞憂に終わった。道中は1番人気スワーヴリチャードをマーク。直線では馬群を割る豪快な末脚で差し切った。「G1で勝つ自信がありました。G1タイトルを手にして素晴らしい」とパートナーを褒めちぎった。

 父はフランスの怪物フランケル。G1馬7頭を撃破し、今後にも期待が高まる。「レベルの高いメンバーと戦って、日本のベストマイラーになりました。これからもマイルのG1を勝つと思います」と王者不在が続くマイル路線統一に堂々と名乗りを挙げた。

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2018年6月3日のニュース