【安田記念】連闘のモズアスコットがV 過去にはオグリがG1で1着→2着

[ 2018年6月3日 16:19 ]

連闘で挑んだジャパンCで2着に敗れたオグリキャップ(左)
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 春のマイル王を決める「第68回安田記念」(G1、芝1600メートル)が3日、東京競馬11Rで行われ、C・ルメール騎手騎乗の9番人気モズアスコット(牡4=矢作厩舎)が優勝。5月27日「安土城S」(2着)からの連闘策でG1初制覇を果たした。

 連闘馬のG1連対は86年以降は6頭。安田記念では89年バンブーメモリーが前週シルクロードS3着(当時はオープン特別)から巻き返して優勝している。バンブーも10番人気と人気薄。平成最初の安田記念、平成最後の安田記念でともに連闘策の馬が優勝したこととなった。

 最近の連闘でのG1制覇は98年スティンガー。11月29日の赤松賞(東京)を勝ち、7日後の12月6日の阪神3歳牝馬S(現阪神JF)を阪神に乗り込んで制した。

 89年オグリキャップの“G1連闘連続連対”は競馬ファンの語り草。マイルCSでバンブーメモリーとの鼻差死闘を制すと、ジャパンC(2着)はレコード勝ちのホーリックスに首差敗れた。当時の勝ちタイム2分22秒2はワールドレコードだった。

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2018年6月3日のニュース