【マイルCS】ファルクス“京都仕様”広いコースで4馬身先着

[ 2017年11月16日 05:30 ]

<マイルCS>C・デムーロを背に併せで追い切るレッドファルクス(右)
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 秋の最強マイラー決定戦「第34回マイルCS」の最終追いが15日、美浦&栗東トレセンで行われた。スプリンターズS連覇のレッドファルクスは新コンビのC・デムーロを背に豪快に4馬身先着。今春安田記念3着時同様、広いDコース使用でスプリント&マイルG1の“2階級制覇”へ雄叫びを上げた。栗東では4連勝でスワンSを制した3歳馬サングレーザーがさらなる上昇をアピール。メンバーは16日決まり、枠順は17日確定する。 マイルCS

 レッドファルクスは新コンビC・デムーロを背にDコース(ダート)へ。前走・スプリンターズSはWコースで、2走前の安田記念(3着)と実は同じパターン。リミットブレイク(5歳障害オープン)を3馬身追走して外へ。鞍上が手綱を動かすとビュンと反応。5F67秒8〜1F11秒9(強め)。豪快に4馬身突き抜けた。C・デムーロは「前運動からリラックスしていたし、乗りやすかった。コーナーでズブい面は見せたけど、スピードと瞬発力を感じたよ」とニッコリだ。

 なぜDコース?尾関師は理路整然と切りだした。「前回は直線(310メートル)の短い中山で万が一、内を突く展開も考えた。Dコースも最終追いで何回かやっているが、京都は広いコース(外回り直線399メートル)でもあり、Wコースより長い距離でやりたかった」。美浦で多くの馬が使うWコースが1周1657メートル(中央を通った場合)に対し、Dコースは同2088メートル。広いコースを伸び伸び走ることでマイルG1再挑戦&初の京都に備えた。「スムーズに折り合いも付いて、手前を替えてからはいい伸び脚」と指揮官は合格点だ。

 絶好調の兄ミルコから、弟クリスチャンへのバトン。何度もレースVTRを研究した新パートナーは「兄のアドバイス?ライバルなので多くは聞いていないけど“乗りやすい馬”だと聞いた。1200メートルでも加速するのに時間がかかる印象がある分、逆にマイルはいいと思う」と目を輝かせた。

 今春の安田記念(3着)は勝ったサトノアラジンとわずか0秒1差。史上8頭目のスプリント&マイルG1制覇は手の届くところに来ている。同師は「正直、京都は4大場(他に東京、中山、阪神)で一番向かないかも…。この馬が凄い脚を使っても、前の馬が止まらない恐れがある点は鍵になる。そこは能力と状態の良さでカバーできれば」と自慢の鬼脚に“2階級制覇”の夢を託した。

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