【全日本選抜オート】鈴木圭一郎 史上最年少SG制覇

[ 2016年10月10日 21:24 ]

 オートレースの第30回全日本選抜(SG)最終日は10日、埼玉県の川口オートレース場で優勝戦(5100メートル、10周)が行われ、21歳の鈴木圭一郎(浜松)が2分52秒9(上がり3秒390)で史上最年少、デビュー最短のSG制覇を果たし、賞金1300万円を獲得した。

 SG3勝目を狙う青山周平(伊勢崎)が先頭で最初のコーナーを回り、鈴木はすかさず2番手。この態勢で周回を重ねたが、最終10周目の4コーナーで鈴木が内に入り、ゴール寸前で差し切った。青山が2着、SG20勝の高橋貢(伊勢崎)が3着だった。

 払戻金は連単が(4)―(3)で750円、3連単が(4)―(3)―(7)で1万1420円。

 ▼鈴木圭一郎の話 (最年少、デビュー最短でのSG優勝の)実感はない。最後しか狙っていなかった。無理に抜こうとして滑らせると後半もたないので、道中は隙があれば入ろうと冷静に走った。ゴールの瞬間は先に出たと思ったけど、画面で確認した。(勝ったと分かって)うれしかった。

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2016年10月10日のニュース