【AJC杯】ディサイファ完勝!久々コンビ武豊「強くなっていた」

[ 2016年1月25日 05:30 ]

AJC杯を制したディサイファ(左)

 「第57回AJC杯」が24日、中山競馬場で行われた。2番人気のディサイファが直線抜け出して快勝。コンビを組んだ武豊(46)はデビューした87年から歴代最長の30年連続JRA重賞制覇を達成した。

【レース結果】

 新たな金字塔を打ち立てた名手が満面に笑みを浮かべながら検量室に引き揚げてくる。「久々に乗せてもらったけど、随分強くなっていました」。ディサイファの首筋を撫でると、手のひらに残った感触を口にした。2年8カ月ぶりに手綱を取ったパートナーでJRA重賞30年連続制覇。メモリアルにふさわしい勝ちっぷりだ。

 インの6、7番手でスタミナを温存し、4コーナーでは外から馬なりのまま上がっていく。直線で抜け出すと、後続に1馬身1/4差をつける完勝ゴール。「4コーナーの手応えが良かったので早めに動いた。直線も我慢してくれた」と振り返った武豊。自身の記録には「長年、騎手を続けて、いい馬に乗せてもらっているおかげです」と謙遜するが、パートナーには「7歳でもまだまだやれそうです」と満足そうに語った。

 2年8カ月の歳月は競走馬を成長させる。最後にコンビを組んだのは4歳時の東京500万ダート戦(13年5月=2着)。「当時とは比較にならないぐらい馬が柔らかくなっているから。別の馬だと思って乗ってくれ」。小島太師から携帯電話で伝えられた通りの乗り味だった。

 「さすがに豊だ。2200メートルは本来1F長い。鞍上次第だと思っていたが、うまく乗ってくれた」。騎手時代にAJC杯5勝を挙げた同師は「勝負どころの4コーナーを仕掛けないで上がっていった。これは相当強い勝ち方をするなと確信できた」と続けた。

 重賞4勝目のゴールで見えたG1タイトル。目指すは同馬所有のシェイク・モハメド殿下が主催するドバイミーティングのドバイターフ(3月26日、芝1800メートル)だ。「ドバイの重たい芝もこなせる。近日中に結論を出したい」(同師)。武豊のメモリアルゴールの先に新たな夢が広がる。

 ◆ディサイファ 父ディープインパクト 母ミズナ(母の父ドバイミレニアム)牡7歳 美浦・小島太厩舎所属 馬主・H・H・シェイク・モハメド氏 生産者・北海道日高町ダーレー・ジャパン・ファーム 戦績33戦9勝 総獲得賞金4億495万9000円。

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