福士蒼汰 ダブル主演・松本まりかの側で感じた魅力「不器用なんだけど、熱いものをたくさん持っている」

[ 2024年5月18日 17:19 ]

福士蒼汰の言葉に感動して涙を拭う(右)松本まりか(撮影・小渕 日向子)
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 俳優の福士蒼汰(30)が18日、都内で行われた映画「湖の女たち」(監督大森立嗣)公開記念舞台あいさつに出席した。

 福士とダブル主演の松本まりかは、刑事と取り調べ相手としてめぐり合い、支配する側と支配される側という、ゆがんだ関係を深めていく。事件が混迷を極めるなかで、身も心もさらけ出す難役・濱中圭介を演じた福士。上映後の舞台あいさつは初めてで「皆がどう思っているんだろうと不安が大きくなりました」と本音を告白。「凄くドキドキもあるんですが、皆さん一人ずつに感想を聞きたい」と微笑んだ。

 本作について「圧倒的な映画作品を見た」「キャスティングの素晴らしさ、俳優や演出の力を感じた」と絶賛する原作者・吉田修一氏より、キャストにサプライズで届いた手紙が読み上げられ、福士らは感動。

 「ありがたいお言葉を頂いた。その言葉を頂くほどもっとやりたいな、やりたかったなという思いが溢れて、自分の未熟さを実感してしまう。」と謙そんも、「褒めて頂けたことは凄くうれしい。この作品をやれて、役者として大きく変われた。人としても捉え方、言葉の扱い方を少しずつ変わってきた感覚があった。役者をやれるって素敵だなと思った」と感謝した。

 また、「隣で松本さんがいてくれたことがありがたくて。彼女は凄く不器用なんだけど、熱いものをたくさん持っている。これが、この人のエネルギーピュアさ。人間的で美しいと瞬間を側にいて感じた。松本さんありがとうございました」と思いを伝え、松本の涙を誘った。

 「日日是好日」、「星の子」、「MOTHERマザー」の大森氏が監督・脚本を務めた本作。全編にわたって観る者の理性と感性を激しく揺さぶり、比類なき衝撃的な映画体験をもたらすヒューマン・ミステリー。介護施設での殺害事件を発端に、恐るべき真実が暴かれる物語は、重層的な構造と壮大なスケール感で観る者を圧倒する。

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