ガクテンソク優勝会見 出演に及び腰な番組は?「見てるだけで汗かく」 THE SECOND

[ 2024年5月18日 23:34 ]

<THE SECOND~漫才トーナメント2024~優勝記者会見>優勝を果たしたガクテンソクの奥田修二(右)とよじょう(撮影・松永 柊斗)
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 結成16年以上の漫才師による賞レース「THE SECOND~漫才トーナメント~グランプリファイナル」(後7・00)が18日、フジテレビ系で生放送され、初優勝したガクテンソクが優勝会見に臨んだ。

 決勝ではよじょうが、サプライズ誕生日のスケジュールや準備を奥田に事細かくぶっちゃけてしまうネタに運命を託した。結成27年目の大ベテラン、ザ・パンチを294―243の大差で撃破し、賞金1000万円をゲット。大会史上最多得点のおまけ付きだった。奥田修二、よじょうの2人に涙はない。晴れやかな笑顔でガッツポーズすると、奥田がよじょうの肩を力強く抱いて喜びを分かち合った。

 大会後には優勝会見に出席した。優勝賞金1000万円の使い道を聞かれると、奥田は「まったく考えてなかったんで、お金のこととか。ホントによぎらなくて、一番になりたいよなと(とだけ考えていた)と素直に告白。「優勝後の収入はフジテレビさんが請け負ってくれると信じていますので」と笑わせた。

 優勝コンビとして、出演番組も引く手あまたになることが期待される。しかし、奥田は「『(さんまのお笑い)向上委員会』、どうしようかな?と。見てるだけで汗かくんですよ。この(責め立てられている芸人の)立場だったら…って、脇汗ダラダラかく」と、芸人に厳しい明石家さんまの追及を予測して戦々恐々。「出たい番組はたくさんあるけど、不安は『―向上委員会』と、『逃走中』。たぶん逃げられない。おもしろくない捕まり方をしそう」とも打ち明けた。よじょうも「対応できないです。無理」と、向上委員会出演には及び腰だった。

 「THE SECOND」は、結成年が16年以上で、M-1グランプリなどのメジャー賞レースへの出場資格を失った漫才師が狙う第2のチャンスとして昨年、創設された賞レース。昨年はギャロップが優勝。準優勝のマシンガンズの仕事が急増するなど、大きな影響力を示した。優勝賞金は1000万円。グランプリファイナルは1対1のノックアウト方式で行われる。観客100人が1~3点の持ち点で採点し、上位が次のラウンドへ進出した。

 今年は133組がエントリー。グランプリファイナル出場コンビはハンジロウ、金属バット、ラフ次元、ガクテンソク、ななまがり、タモンズ、タイムマシーン3号、ザ・パンチの8組。

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