伊藤匠七段 藤井叡王への挑戦権獲得 半年で3度目のタイトル戦出場「より実力を上げて臨まないと」

[ 2024年3月20日 04:45 ]

藤井聡太叡王への挑戦を決めた伊藤匠七段(撮影・我満 晴朗)
Photo By スポニチ

 将棋の第9期叡王戦挑戦者決定戦は19日、東京都渋谷区の将棋会館で指され、後手の伊藤匠七段(21)が永瀬拓矢九段(31)を142手で下し、藤井聡太叡王(21)=王将含む8冠=への挑戦権を獲得した。

 17日に棋王戦で藤井に敗退後、中1日での対局。中盤から優位を築き、終盤は永瀬の入王を丁寧に阻んで逃げ切った。昨年の竜王戦、今年の棋王戦に続き、半年で3度目のタイトル戦出場で、いずれも藤井戦。竜王戦では4敗、棋王戦では1持将棋(引き分け)3敗と全敗を喫しており「より実力を上げて臨まないと。なんとか終盤勝負に持っていきたい。そのためには中盤で正しい判断をしなければ」と表情を引き締めた。5番勝負は4月7日に開幕する。

続きを表示

「美脚」特集記事

「STARTO ENTERTAINMENT」特集記事

2024年3月20日のニュース