【王将戦】藤井王将が4連勝で防衛!大山康晴15世名人抜くタイトル戦20連覇の新記録達成

[ 2024年2月8日 17:52 ]

<第73期ALSOK杯王将戦第4局・2日目>熟考する藤井王将(撮影・藤山 由理、大城 有生希、会津 智海、光山 貴大)
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 将棋の第73期ALSOK杯王将戦7番勝負(スポーツニッポン新聞社ほか主催)第4局は、7、8の両日、東京都立川市の「オーベルジュ ときと」で指され、将棋の藤井聡太王将(21)=8冠=が菅井竜也八段(31)に勝利した。通算成績は藤井の4勝0敗で、タイトル防衛に成功。王将戦3連覇、そして大山康晴15世名人を抜く新記録、タイトル戦20連覇を達成した。

 藤井王将は終局後、「中盤が長い展開が多かった」と今シリーズを振り返り、「長い持ち時間(各8時間)で、そういう将棋を指したことがないので、じっくり考えられたのはいい経験になった」と話した。

 対局開始から約20分で乱戦模様かと思われたが、攻めの主導権を巡って深く読み合う展開に。構想力の問われる一局になったが、藤井の57手目▲1六飛で、直前に菅井が指した△3六馬を無効化。菅井の狙いを1つずつ確実を潰し、じわじわと藤井が迫る。菅井も耐え忍んだが、最後は藤井が手堅く勝利。鮮やかな4連勝で防衛を決めた。

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