八代亜紀さんに熊本県民栄誉賞 蒲島郁夫知事「八代をとても愛していた。残念だ」

[ 2024年2月8日 05:20 ]

昨年12月に死去した八代亜紀さん

 急速進行性間質性肺炎のため昨年12月30日に死去した歌手の八代亜紀さん(享年73)に熊本県の県民栄誉賞が贈られることになった。同県の蒲島郁夫知事は7日の記者会見で明らかにした。

 「熊本地震や2020年7月豪雨災害では被災地を何度も訪れ、災害支援に熱心に取り組まれた」と述べ、感謝と敬意を表した。

 代表曲の「舟唄」が一番好きという蒲島知事は「数々の名曲を豊かな表現と情感あふれる歌唱力で歌い、レコード大賞を受賞され、日本を代表する歌手として活躍された」と、80年に「雨の慕情」で日本レコード大賞を受賞した功績などを称えた。古里にちなんだ芸名に触れ「八代をとても愛していた。残念だ」と悼んだ。

 贈呈式は開かない見通しで、賞は準備が整い次第、所属事務所の代表に届けるという。

 県民栄誉賞はこれまでに22年に日本選手シーズン最多本塁打を記録したプロ野球・ヤクルトの村上宗隆ら11人が受賞している。

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