橋下徹氏 伊東純也の性加害報道で会見の必要性強調「メディアに出ている人…会見で説明するのは重要」

[ 2024年2月8日 14:57 ]

橋下徹氏
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 元大阪府知事、元大阪市長で弁護士の橋下徹氏(54)が8日、日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」(月~金曜後1・55)にコメンテーターとして生出演し、女性に対する性加害疑惑が報じられた日本代表MF伊東純也(30)について、捜査の見通しなどを語った。

 伊東をめぐっては、1月31日にデイリー新潮が昨年6月に大阪市内で同意を得ないまま性行為に及んだ疑いを報じ、大阪府警が女性2人からの刑事告訴を受理したことが判明。一方、伊東の代理人弁護士は今月1日、性加害はなかったとして、虚偽告訴容疑の告訴状を大阪府警に提出し、受理された。週刊新潮は「取材の結果、被害女性たちの訴えを真実と確信しております」とし「今後も本件について取材を続けて参ります」などとしている。

 お互いの主張が真っ向から対立し、泥沼化しつつある様相。捜査の今後について、橋下氏は「ここまで争われているので、捜査も慎重にやると思いますよ」と見通しを語った。

 その上で、捜査や裁判を通じて伊東が受けうる損害について言及した。「代理人の方針によって全然違うので、いろんな考えがあると思うけど、表に出ている人たちが、仮に性加害がなかったという判決を取ったとして、ダメージを回復できるのかということだと思う」と主張。「性加害がなかったとしても、どういう環境で女性と飲んでいて、どういう振る舞いをやっていたのかというところも、日本のスポンサー企業は見ていますから、性加害があった、なかっただけを焦点にやっていくのは違うと思う」と自身の考えを口にした。

 スポーツ選手は公人扱いとされる。「スポーツ選手も政治家をやっていた僕もそうですけど、表でそういう仕事をするというのは一定、そういう監視の下にさらされるのは仕方のないことだと思う」と説明した。

 その上で橋下氏は、「記者会見のやり方次第で、いくらでも乗り切ろうと思ったら乗り切れると思います」とし、伊東サイドが会見を開くべきだと主張した。「皆さんが許容できる、許容されるような飲み会、“ここまではやっていました。確かにそこで女性の気持ちを害したところは反省するかも分からないけど、でも犯罪になるようなところまではやっていません”と、認めるところをきちっと認めて…」。事実を細かく切り分けて事実の有無を検証する作業が必要と強調し、「そうなれば、日本社会としては、そんな飲み会は別にいいじゃないの?となれば、全然離脱とかそういう話にはならない。メディアに出ている人たちというのは、きちっと会見で自分の立場を説明するのは重要なことではあると思う」と見解を語った。

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