滝沢カレン「泣いたら泣いたで一生止まらなさそう」 モデル活動の屈辱的な出来事明かす

[ 2024年2月3日 18:39 ]

滝沢カレン

 モデルでタレントの滝沢カレン(31)が、3日放送のTOKYO FM「川島明 そもそもの話」(土曜後5・00)にゲスト出演し、モデル活動での苦悩について語った。

 高校時代に受けた「ミスセブンティーン2008」オーディションでグランプリを獲得。モデルとして活動を始めた。しかし、ここから苦しい道のりが始まる。「入ってみたら、何せページに出られないことが多かったです。雑誌のページにまったく載れなくて。グランプリなのに」。ある時は「“明日の撮影は全部私服で、メークも自分でしてきて下さい”って。いっぱい私服を持って行って、ちょっとだけ写ったかなと思ったら、白黒ページだったり」という出来事もあったという。その後も扱いは変わらなかったという。「ほぼ白黒ページの小指の爪サイズのモデルくらい。名前の方が顔より大きく出ていたかもしれないくらい、文字の方が(大きかった)。顔という顔は…もちろん何回かは載せてもったかもしれないですけど、私のセブンティーン時代というのは、ご迷惑しかおかけしていなかった可能性があります」と申し訳なさそうに話した。

 高校卒業とともに、「セブンティーン」から「JJ」に移り、専属モデルとして再出発した。当時の同誌はギャルファッションが盛り上がっており、「私はギャルに憧れていた高校3年間を送ったので、何でいい時期なんだと。雑誌が私をギャルにしてくれると思って行った」という。しかし、そんな時代にも終わりが。「やったあと思っていたところが、20歳くらいから世間は、街中にいるすてきなお姉さん(路線に変わっていく)。ナチュラルな方が、どんどん席を埋めていくんですね」と振り返った。

 ギャル路線の滝沢にある時、衝撃的な知らせが。「来月の撮影が送られてきた時に、“来月の撮影はないです”って」。さらに翌月も撮影の予定は入らず、さらに屈辱的な事態が起きていた。「出られてない間に、ほかのモデルさん方、5人いらっしゃるんですけど、私抜きでのモデルさんだけでの雑誌の表紙が売り出されるんですよ。私がいたらJJモデル全員となるはずが。本当に心臓が人から握りしめられて、グチャっとなる感覚あるじゃないですか?苦しすぎて」と明かした。

 たまりかねた滝沢は、雑誌のスタッフに理由を尋ねたという。「“表紙が私の中ではショックすぎました。泣くにも泣けないし、泣いたら泣いたで一生止まらなさそうなので、お話をして下さい”って。何がダメなんですか?全部教えて下さい。全部直しますってガーっと言ったんです」。すると、スタッフからは「すべて言われました」という。「あなただけがギャル。ポージングも服装も、髪形もメークも全否定」。壮絶なダメ出しを振り返った。

 自分だけ時代遅れになっていたことに、ようやく気づいたという。「その全否定が、私には一番の薬となるんですよね。分かってなくて。皆さんやってたんですよ」。覚悟を決めた滝沢の行動は早かった。「その日に全部たんすを開けて、全部捨てたんです。ホントにこれ、うそなく。今、自分がお気に入りの服とか、デニム以外…デニムはあんまり(流行り廃りが)ないので。全部、洋服を捨てて、その日に買いに行ったんです。JJに載ってる服を買いに行った」。思い切って服を捨て、流行のスタイルを追いかけるようになったと明かしていた。

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