勝俣州和「昔はあり得なかった」バラエティー番組の“不文律”を破ったきっかけは…大物芸人の金言を紹介

[ 2024年2月3日 15:09 ]

勝俣州和
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 タレントの勝俣州和(58)が、1日深夜放送の東海テレビ「千原ジュニアのヘベレケ」(木曜夜0・25)にゲスト出演。バラエティー番組の“不文律”を破ったきっかけを語った。

 元ゾフィーのサイトウナオキが「勝俣さんって、とんねるずさん、ダウンタウンさん、ウッチャンナンチャンさんも仲良くて…」と冠番組を持つ大御所から好かれる理由について尋ねた。

 すると、勝俣は「感謝してるのは、なんであの人たちが好いてくれたんだろう?って」と自分でも不思議とした上で「僕、長男で7人兄弟。だから、お兄ちゃんお姉ちゃんが欲しいの。怒られることが嬉しい。怒ってくれた経験がないから、何も怖いって思わない。このお兄ちゃんが欲しかった、このお姉ちゃんが欲しかったって思ってるからすごく嬉しい」と7人兄弟の一番上だったことから、後輩よりも先輩たちとつるむ方が新鮮で楽しかったと語った。

 そして、バラエティー番組にあった“不文律”にも言及。「昔ってウッチャンナンチャンの番組のレギュラーになったら、ダウンタウンの番組に出られなかったの。でも、とんねるずの生ダラ(とんねるずの生でダラダラいかせて)のゲストに1回行ったら、それがハネて、テリー伊藤さんがディレクターで“勝俣をレギュラーにしたい”って」とウッチャンナンチャンの番組レギュラーにも関わらず、とんねるずの番組レギュラーからもお声がかかったという。

 勝俣は「いや、僕、ウッチャンナンチャンでレギュラーやってるんで、とんねるずではダメだと思います」と答えたものテリー伊藤から「そんなの関係ねえよ」と言われ、生ダラのレギュラーになった。

 その後もダウンタウンDXから出演オファーが来た際に「多分ダメだと思いますよ」と上記の理由を伝えたものの「“ダウンタウンが言ってるんで”って出たりとか」とダウンタウン直々のオファーだったことから出演。さらに「(笑って)いいとも出たり、(明石家)さんまさんの番組出たり」と大御所の番組に出演を続けていると「アッコさんの番組出た時、アッコさんのいろんな番組のプロデューサーから“勝俣くんさ、どこについてくか決めてくれ”って」と言われたことがあったという。

 「昔はあり得なかった」と大御所の番組のレギュラーが別の大御所の番組レギュラーになることは不文律だったことから、「一回、どうしようか?って、とんねるずとか、(石橋)貴明さん、(木梨)憲武さんに相談したことがあって」ととんねるずに相談したという。

 すると「憲武さんが“関係ねぇ。お前はお前なんだから、お前はお前で回りゃ良いんだ。俺たちはダウンタウンとかの(番組に)出れないよ?お前は自由なんだからどこでも行って盛り上げてやれば良いんだよ。グダグダ言ってるところには行くな。グダグダ言わないところに行け”って言ってくれて」と金言を授かった。

 そこで「じゃ、グダグダ言わないところに行こう。グダグダ言うところは行かないようにしようって」と決意。すると「実はグダグダ言わないところが王道のところだった。グダグダ言ってるところはそうでもないところ」と気付かされたと明かし「そこから全部の壁が見事に開きだした。ありがたいなって」と木梨の金言をはじめ、大御所の懐の深さに感謝した。

 そして「上の人たちが許してくれたんだと思う」と大御所だけでなく番組のプロデューサーたちも理解があったのではと語った。

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